手漕ぎボート時代に想像もしておりませんでしたが、2馬力ボートの場合、船外機にキルスイッチが装備されていなければならない。(操縦者が落水した場合、船外機を停止させるために必要なキーです。)
ネットをいくら探しても、落水した後のことはどこにも書いていないんですよ。
そこで、インフレータブルボート(FRPボートを除く)に限り、いろんな場合を想定して、過去の経験も含めて、どう対応したら安全なのかまとめてみました。
一人手漕ぎボート釣りの場合
漕ぐのを止めればボートは停止しますから、ボート内で立たない限り落水することはないでしょう。
大きな波が来て、ボートに捉まっていれば漕ぐことができないし、不用意に大きな波が来てもオールを持っているわけですから、落水することもないでしょう。
ボート内では立ってはいけません。
では、おしっこの場合、どうすんだ?と聞きたい人がいるかもしれません。
僕の場合は、膝を底板について(中腰になる)ズボンのチャックを下ろし、折りたたみバケツの中にします。決してボート内では立ちません。
小用が終わりましたら、ボートの外の海へ捨てて、バケツ内をジャバジャバとすすぎます。
女性の場合は、正直よくわかりませんが、前の日から水分を取るのを控えて、ボートに乗る前に必ずトイレに行き、ボート内ではあまり水分を取らない。というのを聞いたことがあります。
僕が女性や子供と同船する場合は、僕が岸に公衆用トイレがある釣り場を探しておき、いつでも引き返せるくらいの近場で釣りをします。
昔、北陸の海でボート釣りしてたら、近くに他の手漕ぎボートの人が来まして、話しかけてきました。よく見たら、手漕ぎボートに会議用の折りたたみ椅子を置いて釣っている人がいました。
波で揺れているのにすごい人だなあと思いましたよ。なんか、バス釣りの池か湖と海釣りと同じだと思っている人に遭遇しました。
今では、そんな人は見かけることもありません。笑
一人2馬力ボート釣りの場合
この場合は、いろんなことが条件が想定されます。
インフレターブルボート(FRPボートは除く。)の場合は、風に弱いので簡単に流されていきます。
一人でボート釣りをする場合、操縦者一人のみとなるわけです。
操縦者が落水すれば、船外機のキルスイッチが外れ、船外機が自動的に停止します。
しかし、船外機が停止してもボートの推進力もあり、ボート自体が風に流されていきます。
考えすぎだと言われる方もいるとは思いますが、もし、本当に落水した場合、どうしたらよいか位は、十分に心の準備をしておくべきだと思います。
ほとんどのボート釣りをしている人たちは、荒れた海に放り出された経験のない人が多いわけです。
僕は、インフレターブルボートでは経験がありませんが、ヨットでは経験がありますのでこのヨットや海で経験を踏まえて、2馬力ボートから落水後の安全対策や対応方法について次回(その2)で述べていきます。
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