2020年5月8日金曜日

風を読む

天気予報の湾内の波の高さは、0,5メートルです。1メートルであれば、現地に行ってもボートは出せませんし、釣りになりません。
ボート釣りに一番問題なのは、風です。
ゴムボートが風に弱いことはみなさん御承知だと思います。しかし、FRPでもある程度風が強くなれば同じです。
出艇する前に判断できる場合は、いいんです。
出艇してから風が強くなってきた場合が問題です。

釣りをしているときに次のことを注意しましょう。
◎波が少しづつ立ってきた。
◎急に曇ってきた。
◎風が急に冷たくなった。若しくは暖かくなってきた。

このように感じられたら、まず周りを見渡してください。
◎周りの他の船やボートがいなくなった。
◎周りの船やボートが片付け始めている。
このような時は、すぐ自分も撤収しましょう。

風の向きを見る。
風が強くなっても、陸や海岸に向かって吹く風であれば大丈夫です。
流されても海岸に戻れます。
問題は、波が立ち始め、風が沖に向かって吹き始めたときです。これはすぐ撤収です。
ボートが沖に流されると、もう戻れません。漂流です。これは命物です。

海岸に向かってこぎ始めたが、なかなか進まない。その時は、風の吹いてくる方向の45度方向に横切るように海岸に向かってください。
とにかく、遠回りになっても目的の海岸までたどりつければいいわけですから、波が立っていない方向の海岸に向かうことです。
後は、海岸に近いところであれば風は弱くなっているはずです。

船外機が付いていてもゴムボートの場合流されますので、なんとか目的する海岸にはたどり着けるでしょうが、でも海は過信が禁物ですよ。

とにかく、海面を見れば風の強さはある程度判断できますが、風の向きも同時に判断してください。
湾内で釣りをすることが多いと思いますが、湾の出入り口付近からは、まず風に気をつけましょう。

今までの経験上、西伊豆は冬の風が強くてもここだけはボート釣りができる唯一の場所です。
波浪注意報が出ていても、ボート釣りができます。
戸田は、山から海に向かって風が強く吹いても、海水浴場に向かって吹きますので、流されても海岸に着きます。安心してます。

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