2020年5月7日木曜日

Hardy Altex No2, Mark III from the 1940 period.

さすが、クリスマスの時期になると、普段出品されないようなもので出てきます。
今回は、フルベールアームリールの発明したALTEX HARDYです。
既にNO1は持っていますので、今回はNO2です。
このNo2は、白色でアルミの色となっています。アルミ色は透明ラッカー仕上げとなっています。
この透明ラッカー仕様は、スピットファイヤと呼ばれ、その美しさと希少性からコレクターから高く評価されています。
スピットファイヤとは、当時のイギリス空軍戦闘機の名称で、この戦闘機が地上のレーダ網との連携で、対ドイツとの空中戦を勝ち抜いたことは有名な話です。
このアルテックスのフルベールアームリールのパテントは20年間独占使用していました。
1954年にこの工業パテントが消滅すると同時にフランスのミッチェルを筆頭にイタリア、スイスなど全世界の有名メーカーがすべてのモデルにフルベールアームリール採用します。
今の僕たちが手にしているフルベールアームのスピニングリールは、HARDY ALTEX以外は1954年から始まったものなんですよね。
写真に写っている革のケースは、もともと白色だったのですが、変色したとのことです。オリジナルのケースではありません。


0 件のコメント:

コメントを投稿